
新版ことわざの論理
外山滋比古
東京書籍 / 2010-08-17
累計読者数8
平均ハイライト数 17.5件/人
推定読了時間 約3時間6分
star総合評価 58/100
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この本について
最近、自分の判断に自信が持てなかったり、人間関係で「どこまで踏み込めばいいのか」がわからなくなることがよくあります。勢いよく進めば進むほど、なぜか逆効果になることもあって、何が正しいのか迷うばかりです。 『新版 ことわざの論理』を読んでいて思ったのは、昔の言葉には「単なる教訓」よりも、人間がずっと抱えてきた失敗のパターンがそのまま埋まっているということでした。たとえば、良かれと思って伸ばしすぎるとマイナスに転じる感じや、自分には甘く他人には辛くなりがちな癖、急ぎたいときほど一度ゆっくりした方が結果的に早いという感覚。どれも今の自分にも刺さるものばかりでした。 ことわざそのものを覚える必要はなくて、むしろ「昔の人が何に失敗し、どう折り合いをつけてきたのか」という視点が手に入るのが大きいです。自分の判断基準が少しだけ落ち着き、極端に振れそうなときにブレーキをかけられるようになる。そんな地に足のついた読み味の一冊でした。 仕事でも私生活でも「つい走りすぎてしまう人」に静かに効く本だと思います。
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出版社による紹介
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