
舟を編む (光文社文庫)
三浦 しをん
Bright Sparks / 2015-03-20
累計読者数44
平均ハイライト数 12.1件/人
star総合評価 61/100
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この本について
仕事でも日常でも、言葉を選ぶたびに「どうすればちゃんと伝わるんだろう」と立ち止まることがあります。相手の気持ちを想像しすぎて動けなくなったり、逆に言いすぎて後悔したり。自分でも扱いづらいこの感覚に、答えとまではいかないけれど視界をひらいてくれたのが『舟を編む』でした。 この物語では、辞書を作る人たちが、気の遠くなるような細かな作業に向きあいます。ただの職人芸ではなく、「言葉に届ききらないもどかしさ」を抱えながら、それでも手放さない姿勢に、読者が多く抜粋している理由があるんだと思います。例えば、言葉が人を傷つけもするし救いもすることに気づいて、自分の心や相手の気持ちを丁寧に汲もうとする描写。あるいは、広い海に舟を出すように、限られた時間で言葉を集め続ける仕事への静かな情熱。こういう積み重ねが、「伝えることに向きあうって、実はすごく人間らしい行為なんだ」と思わせてくれます。 特別に劇的な成長が起こるわけではないのに、読み終えるころには自分の中の言葉の扱い方が少し変わっている。そんな本です。丁寧に関わりたい誰かがいる人、あるいは自分の思いをどこか置き場なく感じている人に、とても静かに効く気がします。
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多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの19%が集中しています。
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出版社による紹介
出版社の営業部員・馬締光也は、言葉への鋭いセンスを買われ、辞書編集部に引き抜かれた。新しい辞書『大渡海』の完成に向け、彼と編集部の面々の長い長い旅が始まる。定年間近のベテラン編集者。日本語研究に人生を捧げる老学者。辞書作りに情熱を持ち始める同僚たち。そして馬締がついに出会った運命の女性。不器用な人々の思いが胸を打つ本屋大賞受賞作!
目次
まほろ駅前狂騒曲
サンタとトナカイはいい相棒
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