
教養としての宗教入門 基礎から学べる信仰と文化 (中公新書)
中村圭志
累計読者数10
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推定読了時間 約5時間2分
star総合評価 67/100
start序盤集中型
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この本について
宗教のこと、気にはなるけれど「結局よく分からないし、自分には関係ないかも」と思って後回しにしてしまうこと、けっこうありますよね。カルトの話ばかりが目についたり、検索しても宣伝っぽい情報が混ざっていたりして、どこから触れればいいのか迷う感じも分かります。かといって、自分の中には「神頼み」くらいの感覚は普通にあったりして、その曖昧さにモヤモヤすることもあると思います。 この本は、そのモヤモヤを無理に整理しようとはせず、まず「宗教ってそもそも地域の文化なんだよ」という視点をくれるのがありがたいところでした。どんな宗教もローカルな歴史の中で生まれたという説明を聞くと、急に“遠いもの”ではなく、“人間の営みの延長”として見えてきます。また、祈りと神頼みの違いだったり、信心深い人がある時期から変わる「回心」のような現象まで、身近な例と地続きで紹介してくれるので、自分の中の曖昧な感覚をそのまま持ち込んで読めるんですよね。カルトや原理主義を“宗教そのものの問題”ではなく、“現代社会が生み出す現象”として見直す視点も、ニュースを読み込むうえでかなり効きます。 宗教に詳しくなりたいというよりも、「世の中の見え方を少し立体的にしたい人」に刺さる本だと思います。自分の中の“なんとなく”を放置したくないとき、ちょうどいい入口になります。
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出版社による紹介
宗教とは何か―。信仰、戒律、儀礼に基づく生き方は、私たち日本人にはなじみが薄い。しかし、食事の前後に手を合わせ、知人と会えばお辞儀する仕草は、外国人の目には宗教的なふるまいに見える。宗教的儀式と文化的慣習の違いは、線引き次第なのである。ユダヤ教、キリスト教、イスラム教から、仏教、ヒンドゥー教、そして儒教、道教、神道まで。世界の八つの宗教をテーマで切り分ける、新しい宗教ガイド。
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