
空飛ぶタイヤ 上下合本版 (講談社文庫)
池井戸潤
講談社
累計読者数4
平均ハイライト数 7件/人
推定読了時間 約10時間22分
star総合評価 45/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 27%
この本について
仕事をしていると、正しいと思う判断が会社の理屈とぶつかったり、ミスや不正を前に「どこまで踏み込むべきか」で迷ったりすることがありますよね。胸のどこかで「このまま流されていいのか」と思いながらも、現実的な事情に引っぱられて動けない。僕自身も同じところで何度も足が止まりました。 『空飛ぶタイヤ』は、その迷いをごまかさずに真正面から描いてくる物語です。読みながら苦しくなる場面もあるんですが、その分だけ、自分の仕事をどう扱うべきかの輪郭が少しずつはっきりしてくる感覚があります。たとえば、会社に都合の悪い事実をどう扱うのかという問題は、業界を問わず僕らの現実そのままですし、「主観と客観のズレ」の描写は、自分のキャリアのどこに不満を感じていたのかを整理するきっかけにもなります。そして、誰も助けてくれない状況で「結局、自分で動かないと変わらない」と気づくあの瞬間は、読む側の心にも静かに刺さると思います。 派手に勇気づけられるというより、日々の判断の重さと向き合う覚悟をじわっと育ててくれる作品です。「会社の論理と、自分の正しさのあいだで揺れる人」に特に届くはずです。物語としての熱量に飲まれながらも、自分の働き方をもう一度整える時間になると思います。
analytics
読書インサイト
ハイライト密度
開始終了
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの29%が集中しています。
読書の順序
この本の前に読まれた本
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
走行中の大型トレーラーが脱輪し、はずれたタイヤが歩道を歩く若い母親と子を直撃した。トレーラーの製造元ホープ自動車は、トレーラーを所有する赤松運送の整備不良が原因と主張するが、社長の赤松は到底納得できない。独自に真相に迫ろうとする赤松を阻む、大企業の論理に。会社の経営は混迷を極め、家族からも孤立し、絶望のどん底に堕ちた赤松に、週刊誌記者・榎本が驚愕の事実をもたらす。
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
無料ではじめる
クレジットカード不要








