
回転木馬のデッド・ヒート (講談社文庫)
村上春樹
累計読者数9
平均ハイライト数 8.9件/人
推定読了時間 約4時間6分
star総合評価 49/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 28%
この本について
最近、人の話を受け止めすぎて疲れたり、自分の感情を言葉にしようとしてもうまく形にならなかったりしませんか。僕も同じで、聞いた話や気持ちの処理に時間がかかってしまうことが多いです。そんなときに『回転木馬のデッド・ヒート』を読み返すと、少しだけ呼吸の仕方が整う感じがあるんですよね。 この本は大きな問題を解決してくれるタイプではありません。でも、「人は書かずにいられないから書く」「誰かの話が雪のように積もっていく苦しさ」「老いを遅らせるしかできない現実」…そんな、説明しづらい感情や行き場のないモヤモヤを、さりげなく言語化してくれます。たとえば何かを消し去ることはできず、ただ“消えていくのを待つしかない”という視点や、巨大に見える物事も“5メートルぶん”だけ進めばいいという実感は、焦りが少し静まるきっかけになります。 派手なドラマはないけれど、誰かの言葉や気配に振り回されがちな人、あるいは自分の中に積もるものの扱いに困っている人には、するりと刺さると思います。大ごとにせず、でも確かに手触りのある形で、日常のざらつきと向き合う力をくれる短編集です。
analytics
読書インサイト
ハイライト密度
開始終了
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの19%が集中しています。
読書の順序
この本の前に読まれた本
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
相手が作家だと知ったうえで、あえて語られる個人的な話。そこには「小説として語られたほうが幸せな場合」もあるのではないか?喫煙することで「生」を確認する男。寂しさを埋めるためにピアスの穴をあけた女。ふたりの過去と現在を「物語」に解き放つ、素樹文生による初の小説集。村上春樹作品の革命的カバー小説。
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
無料ではじめる
クレジットカード不要









