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「本当の友達がいなくてさびしい」と思ったとき読む本

「本当の友達がいなくてさびしい」と思ったとき読む本

大嶋 信頼

累計読者数5
平均ハイライト数 14.8件/人
star総合評価 57/100
menu_book精読型
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この本について

ひとりでいる時間が続くと、胸の奥にじわっと不安が出てきて、「自分だけ仲間に入れてないのでは」と考えてしまうことがあります。頭では気にしすぎだとわかっていても、場の空気にのまれて緊張が上がると、相手の表情ひとつにも過剰に反応してしまう。僕自身もそういう時期が長くて、「友達づくりってこんなに難しかったっけ」とよく思っていました。 この本が面白いのは、友達関係を“努力で作るもの”ではなく、“脳の緊張度”みたいな状態からほどいていくものとして扱っているところです。たとえば、孤独感が湧くときは、実はそれが自分の感情じゃない場合があるという視点。あるいは、集団に入れないのはコミュ力の問題ではなく、緊張が相手にも伝わって上下関係を生んでしまうからだという指摘。こういう切り口をもらうと、無理に外向的になろうと頑張らなくてもいいんだと少し楽になります。 そして何より救われるのは、「頭の中で思い浮かぶと温かくなる人は、もう友達として成立している」という考え方でした。関係を“確認しにいく”ほど不安になっていた自分には、このゆるい定義がちょうどよかった。理想の友達像を先に思い描いていい、というのも行動を焦らせなくて助かります。 人との距離感でいつも疲れてしまう人、緊張しやすくて自分を責めがちな人には、静かに効く本だと思います。

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