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ルポ教育虐待 毒親と追いつめられる子どもたち

ルポ教育虐待 毒親と追いつめられる子どもたち

おおたとしまさ

ディスカヴァー・トゥエンティワン / 2019-07-12

累計読者数5
平均ハイライト数 15件/人
推定読了時間 約2時間4分
star総合評価 64/100
trending_up後半加速型
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この本について

子どもの成績や態度にイライラして、つい強めに言ってしまう。自分もそう育てられてきたから、どこまでが普通でどこからが行き過ぎなのか判断がつかない。こういうモヤモヤって、誰にでもあると思います。しかも「愛情はあるはずなのに、なぜうまくいかないんだろう」と自己嫌悪までセットでついてくる。僕自身も、正しさと感情の境目がわからなくなる瞬間がよくあります。 この本は、そんな曖昧な領域を「教育虐待」という言葉の周りから丁寧にほどいてくれます。体罰や叱責を「悪いかどうか」で一気に判断するのではなく、その背後にある親側の“弱さ”や“恐れ”の構造に光を当ててくれるところが、読んでいて刺さりました。叱っているつもりでも、実は「理性の皮を被った感情」になっている場面がどれだけあるのか。あるいは、子どもの人生を自分の延長線で見てしまう共依存の感覚。どれも耳が痛いけれど、そこに気づけると行動が少し変わります。 読み終わるころには、「何を教えるか」より「どんな居場所をつくれるか」という視点が自然と育っていました。泣き出してしまう子に無理やり理由を問わず、まずはそのまま置いておく。そんな小さな態度の変化が、親子関係の土台をつくるのだと実感します。 自分の関わり方にどこか違和感を抱えている人や、「厳しさと虐待の境目がよくわからない」と感じている人に特に届く本です。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

社会問題化しつつある「教育虐待」の実態に、教育ジャーナリストが迫る! 「教育虐待」とは、 「あなたのため」という大義名分のもとに親が子に行う いきすぎた「しつけ」や「教育」のこと。 子どもの限度を超えて勉強や習い事をさせるなど、 親が過干渉し、結果が悪いと暴力につながることもある。 「あなたのため」という言葉を武器に追いつめる親と、 「生きづらさ」を感じて自分らしく生きられなくなった子ども。 どこまでの厳しさは許されてどこからが教育虐待なのか、 教育虐待を受けて育つとどうなるのか……。 気鋭の教育ジャーナリストが壮絶な現場に迫り、 その闇を照らす「救済の書」。 【目次】 第1章 「あなたのため」という呪い 第2章 第一志望に合格しても癒えぬ傷 第3章 摂食障害や万引きというSOS 第4章 シェルター保護は女子が圧倒的多数 第5章 スパルタ教育での〝成功〞は美談か? 第6章 理性の皮を被った感情の暴走 第7章 最凶の教育虐待を生む二つの機能不全 第8章 結局のところ、親は無力でいい ※本書は2015年に毎日新聞出版から発売した『追いつめる親』に大幅な加筆修正を加えたものです。
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