
生き残る会社をつくる 「守り」の経営
浜口隆則
かんき出版 / 2021-10-21
この本について
経営を続けていると、「このままのやり方で本当に大丈夫なんだろうか…」と急に不安になる瞬間がありませんか。売上はある、忙しくもしている。でも、社員が増えるほど生産性が落ちている気がしたり、利益率が低空飛行のまま上がらなかったり、何より“自分の会社がどれくらいの衝撃に耐えられるのか”がよく分からないまま日々が過ぎていく。僕も同じようにモヤモヤしていました。 この本が効いたのは、経営の“守り”を数字で具体的に示してくれたところでした。営業利益率はどれくらいあれば安全と言えるのか、現預金はどのラインを最低値として見ておくべきなのか、依存度の高い顧客が会社にもたらすリスクはどれほどか。抽象論ではなく、「ここが危ないと会社は折れる」という実感を持てる話ばかりなんですよね。特に一人当たりの生産性で会社を見直す視点は、忙しさに飲まれていた自分を正気に戻してくれました。 もう一つ大きかったのは、「成功体験ほど会社を危険にさらす」という話。以前うまくいった方法を惰性で続けてしまう怖さや、PLばかり見ていると顧客依存が深まりやすい構造。これはまさに自分の弱点に刺さりました。だからこそ、BS思考に切り替える意味が腹落ちしたというか、“守りが整っていないと戦略そのものが崩れる”という感覚を持てるようになりました。 攻める勇気より、守れる状態をつくる冷静さがほしい人にとって、かなり実用的な一冊です。僕と同じように「なんとなく不安を抱えたまま走っている経営者」には特に刺さると思います。
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多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの14%が集中しています。
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