ヨムナビ
平家物語 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典 (角川ソフィア文庫)

平家物語 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典 (角川ソフィア文庫)

角川書店

KADOKAWA / 2001-09-21

累計読者数9
平均ハイライト数 10.9件/人
推定読了時間 約4時間26分
star総合評価 56/100
menu_book精読型
check_circle推定完走率 56%

この本について

仕事でも人間関係でも、「どの判断が正解だったんだろう」と後から何度も振り返ってしまうことがあります。視点を変えたいと思っても、現代の話だけ読んでいるとどうしても同じパターンに戻ってしまうんですよね。そんなときに『平家物語』を読み返すと、人の判断や迷いの根っこって、時代が変わってもあまり違わないんだなと思わされます。 今回の抜粋を見ると、重盛の政治観や宗盛の迷い、義経の情報戦、そして「見るべきほどの事をば見つ」という静かな諦観に反応している人が多い気がします。英雄や悪役に単純化されがちな人物たちが、実際にはそれぞれの立場で葛藤し、時に判断を誤り、時に思いがけない一手を打つ。そこに、今の自分たちと地続きの現実味があるんですよね。 この本が効くのは、派手な名場面というより、次のような視点をくれるからだと思います。ひとつは、政治的な打算や人間関係のややこしさが、八百年前からずっと同じ構造で動いていたという安心感。もうひとつは、義経のように「情報の取り方ひとつで勝敗が変わる」という、現代にも通じる行動のヒント。そして最後に、盛者も衰退も必ず訪れるという感覚が、焦りすぎていた自分を少し冷静にしてくれるところです。 派手な成功法則よりも、人の迷いの積み重ねから学びたい人に刺さる一冊だと思います。自分の判断が揺らいでいるときほど、こういう物語が静かに効いてきます。

この本に似ている本

すべて見る arrow_right_alt

角川書店の他の作品

すべて見る arrow_right_alt
書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

12世紀末、6年間に及ぶ源平の争乱は幕を閉じた。戦いの中にある愛と死のドラマ、人間の哀歓を描く一大戦記。現代語訳を前面に出し、古文の力がなくても十分古典の面白さがわかる。 ※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。
library_books似た本をもっと見るmap書籍マップで探すroute読書パスガイドauto_awesomeAI診断で次の1冊を探す

読んだ内容を、もう忘れない。

BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。

無料ではじめる

クレジットカード不要