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「買いたい!」のスイッチを押す方法 消費者の心と行動を読み解く (角川oneテーマ21)

「買いたい!」のスイッチを押す方法 消費者の心と行動を読み解く (角川oneテーマ21)

小阪 裕司

累計読者数7
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この本について

「どうしてあの商品はスルーされるんだろう…」と悩むこと、僕もよくあります。値段でも機能でもなく、そもそも“買う行動に入ってもらえない”ことが多いんですよね。お客さんの気まぐれに見える動きも、よく見ると途中のどこかで行動が止まっているだけで、その理由が自分ではつかめないまま終わってしまう。そんなモヤモヤに刺さったのが、この本でした。 小阪さんの話は、“動機づけされていない行動は起きない”という、ごく当たり前だけど忘れがちな前提から始まります。五感から入ってくる情報が変わるだけで脳の処理が変わり、動き出す気持ちも変わる。その視点で振り返ると、商品の説明を増やすばかりだった自分のやり方は、お客さんの未来とまったくつながっていなかったなと気づかされました。おいしさを知らない人にどう座ってもらうか、どう一歩目の行動を起こしてもらうか。そこを丁寧に設計する必要があったんだと素直に思います。 読んでいて特に刺さったのは、「お客さん自身も描けていない未来にチューニングしてあげる」という考え方です。派手なコピーではなく、相手の“being”と商品が重なる瞬間をつくる。するとモノがモノ以上の意味を持ち始め、ようやく意思決定のプロセスに入ってくれる。この地味だけど効く視点が、現場で迷いがちな僕にはありがたかったです。 自分の仕事が「売れない理由探し」で止まってしまいがちな人に、とても相性がいい本だと思います。

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