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サーキュラー・エコノミー--デジタル時代の成長戦略 (日本経済新聞出版)

サーキュラー・エコノミー--デジタル時代の成長戦略 (日本経済新聞出版)

ピーター・レイシー, ヤコブ・ルトクヴィスト, 牧岡宏, 石川雅崇, and アクセンチュア・ストラテジー

日経BP / 2016-11-22

累計読者数6
平均ハイライト数 16.7件/人
推定読了時間 約6時間28分
star総合評価 48/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 16%

この本について

資源価格が読めなかったり、サプライチェーンの変動に振り回されたりして、「効率化だけじゃもう限界かも」と感じる瞬間があります。環境対応は大事だと分かっていても、現場の数字とどう結びつければいいのか曖昧なまま、結局いつもの延長線で判断してしまうことも多いと思います。僕も同じで、何を基準に次の打ち手を考えればいいか迷い続けていました。 この本が助かったのは、サーキュラー・エコノミーを“理想論”ではなく、実際の企業がどう成長につなげているかという視点で語ってくれたところです。例えば、勝ち筋のある企業がどんな外部パートナーを選び、どんなテクノロジーを押さえて資源管理や廃棄物削減を収益化しているのか。あるいは、紙コップやキノコ由来素材のように、既存のインフラを壊さずに移行しやすい形でイノベーションが生まれている現場の話は、自分の事業で「どこなら動かせるのか」を考えるきっかけになりました。 循環型モデルは“きれいごと”ではなく、変動しやすい資源価格や供給リスクを抱える今の経営環境で、どこに実利があるのかを冷静に示してくれます。特に、成長とサステナビリティの両立をどう組織的に進められるかを具体的に描いているので、戦略と現場が離れがちな会社ほどヒントが多いはずです。 「環境対応をやるべきだと思いながら、事業の言葉に落ちないままモヤモヤしている人」に刺さる本です。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

原材料の価格変動が予測できず、供給の不安定さに対応するコストが高まっている。その理由は、新興国経済が発展したことで、全世界的にエネルギーや原材料の需要が高まっているからだ。従来型の、資源を採取し、製品を生産し、活用し、廃棄する、という一方通行型のビジネスモデルを続けている企業は、競争力を失ってしまう。 生産・消費型からサーキュラー型へビジネスモデルを転換・構築し、成功している企業を5つのモデルに分類。事例とともに紹介する。 1 サーキュラー型のサプライチェーン:再生可能な原材料を用いることにより、調達コストの削減や安定的な調達が可能になった。ソーラーパネルを店舗に設置したIKEA社ほか。 2 回収&リサイクル:廃棄を前提にしていた設備や製品を再利用することで、生産コストや廃棄コストを削減できる。「無駄ゼロ」施設を持つP&G社ほか。 3 製品寿命の延長:修理やアップグレード、再販売によって、使用可能な製品を活用する。エンジン部品を再製造するキャタピラー社ほか。 4 シェアリング・プラットフォーム 家庭にある製品の8割は、月に1度しか使われていない。消費者は、保有しているモノを貸すことで収入を得られるようになりつつある。廃車アプリを展開するUber(ウーバー)ほか。 5 サービスとしての製品 顧客は所有せず、利用に応じて料金を支払うビジネスモデル。走行距離に課金するミシュラン社ほか。
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