
砂漠 (実業之日本社文庫)
伊坂 幸太郎
PHP研究所 / 2013-04-01
累計読者数15
平均ハイライト数 6.9件/人
推定読了時間 約1時間20分
star総合評価 53/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 47%
この本について
最近、何が正しいか分からないまま動いていて、「これで合ってるのか?」と立ち止まることが多いんですよね。人生って自由なはずなのに、自由すぎて困るというか。チェックポイントも指標もなくて、ただ悶えながら進むしかない感じ。そんな時に伊坂幸太郎の『砂漠』を読むと、あの曖昧さごと肯定してもらえるような気がします。 この本の登場人物たちは、特別じゃない学生たちなのに、妙に現実の自分と重なります。たとえば、「恰好悪いけど、堂々としているんだ」という言葉や、「笑ってる東堂の隣にいるのは、俺じゃないと嫌だ」という素直さは、うまく生きようと力んでいた自分をふっと緩めてくれる。さらに、「人生にはチェックポイントなんてない」という会話が続く場面は、正しさ探しの呪いをいったん手放すきっかけになります。 そして何より、この物語は人間関係の“贅沢さ”を思い出させてくれます。大きな正義や立派な理念より、目の前で泣いている人を救う方が大事だろ、というまっすぐな台詞があって、背筋が伸びるというより、肩の力が抜ける感じに近いです。 迷いながらでも前に進む自分を嫌いになりたくない人に、静かに刺さる一冊だと思います。
analytics
読書インサイト
ハイライト密度
開始終了
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの24%が集中しています。
読書の順序
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
砂漠という地形のできかたや特徴、霧や露などのわずかな水を得たり、水分の蒸発をふせいだりするしくみをもつ生き物たち、遊牧民の生活やオアシスでの農業……。砂漠とそこに生きる生き物、人びとの魅力を著者撮り下ろしの写真とともに紹介。 [第1章]砂漠の気候と地形……砂漠の気候の特色/きみょうな砂漠の地形/岩や礫、砂でできた砂漠/砂のひみつと砂のつくる模様/砂の移動でできるいろいろな形の砂丘/塩の湖と塩の大地/砂漠に見る地殻変動の現場 [第2章]砂漠にくらす生き物……砂漠の植物の生きるためのくふう/砂漠の動物の生きるためのくふう [第3章]砂漠にくらす人びと……いろいろなオアシス/オアシスの農業/家畜をつれて移動する遊牧民/オアシスの大きな町/砂漠をゆくラクダのキャラバン [第4章]広がる砂漠化と対策……砂漠の歴史/砂漠化はどうしておきるのだろう/雨の多い熱帯でおきている砂漠化/砂漠化をふせぐための対策/砂漠の開発でえるもの、失うもの 【PHP研究所】
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
無料ではじめる
クレジットカード不要









