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定年後の日本人は世界一の楽園を生きる(Hanada新書 010)

定年後の日本人は世界一の楽園を生きる(Hanada新書 010)

佐藤優

飛鳥新社 / 2025-09-18

累計読者数7
平均ハイライト数 16.9件/人
推定読了時間 約2時間2分
star総合評価 60/100
menu_book精読型
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この本について

定年が近づくと、「これから先の時間をどう使えばいいんだろう」とか、「いまのままの価値観でやっていけるのか」といった不安がじわっと出てきますよね。周りが言う“理想の老後像”に合わせようとすると、むしろ身動きが取れなくなることもあると思います。僕自身も、自分の積み上げてきた働き方や人間関係をなかなか手放せず、余計に苦しくなる時期がありました。 この本が面白いのは、その「手放し」がどうして難しいのかを、宗教観や歴史の逸話まで持ち出しながら丁寧にほぐしてくれるところです。たとえば、仏教の“執着が苦しみを生む”という視点を、定年後の価値観リセットに結びつけていたり、ゲーデルの不完全性定理を使って「立ち位置をズラすと世界の矛盾に気づける」と説明していたりします。急に悟れと言うわけではなく、あくまで「ちょっと視点を変えると楽になるよ」という温度感なのが読みやすいんです。 また、ひきこもりや孤独についても、一般的な決めつけとは逆の光を当ててくれます。「生きていてくれるだけでありがたい」という姿勢や、「社会システムに乗れないことは思想の選択でもある」という考え方は、老後の生き方を柔らかく見る助けになるはずです。お金の話も現実的で、金融機関を無条件に信じる危うさや、まずは使わないことの大切さなど、地に足のついた視点が多いです。 “何を捨て、何を残すのか”を考えたい人に刺さる一冊だと思います。今の自分のまま老後に入っていくのが少しこわいとき、この本は肩の力を抜くきっかけをくれます。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

知の巨人が、人生の最後に出した結論!! 佐藤優が定年後の生き方・知の技法をゼロから完全伝授。 誰でも「定年後が人生で一番楽しい」が手に入る! 【目次】 まえがき 「自分が本当に幸せだ」と感じる条件が揃う日本 第一章 定年後のマインド「リセット」 第二章 定年後のおカネ 第三章 定年後の勉強 第四章 定年後の仕事 第五章 定年後の交友関係 第六章 定年後の隠れ家 第七章 定年後の家族関係 第八章 定年後の恋愛・趣味・健康 あとがき 他人と比較してものを考えるのは致命的な習慣
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