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1940年体制(増補版)

1940年体制(増補版)

野口 悠紀雄

東洋経済新報社 / 2010-12

累計読者数9
平均ハイライト数 35.6件/人
推定読了時間 約3時間24分
star総合評価 76/100
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この本について

仕事でもニュースでも、「なんで日本の仕組みってこうなんだろう」と思う瞬間ってありますよね。競争が苦手な企業文化とか、改革が進まない行政とか、自分の努力ではどうにもできない“大きな流れ”に押しつぶされる感じ。僕自身、このモヤモヤにずっと理由がつけられずにいました。 『1940年体制』を読むと、その根っこが戦時期に作られた制度や価値観にあることが、具体的な歴史の積み重ねとして見えてきます。たとえば、いまも残る「企業共同体」の感覚がどこから来たのかとか、銀行だけが戦時中の仕組みをそのまま持ち越した理由とか。現場で感じていた違和感が、「そういう背景だったのか」と輪郭を持ち始めるんです。制度だけでなく、官僚や企業人の“意識”まで連続している、という指摘も妙にリアルでした。 個人的に効いたのは、日本の改革がなぜ進まないのかを「怠慢」ではなく“構造の帰結”として見られるようになること。それだけで、自分の立てる戦略や働き方の選択肢が変わってきました。「いまの会社の文化はどこまで変わるのか」を冷静に測りやすくなるのは、実務的にもかなり大きいです。 組織の空気に疲れている人や、日本の停滞の正体を言語化したい人には特に刺さる本だと思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

1995年刊の『1940年体制』に、今日の情勢を踏まえた書き下ろしを追加。戦時期に作られた経済体制に束縛され、日本はグローバリゼーションから取り残されている、と警告する不朽の名著。
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